「i-dio」がi-dio Phoneやi-dio Wi-Fiチューナー不要で受信可能に

　

無料の放送サービス「i-dio」が
i-dio Phoneやi-dio Wi-Fiチューナーなどの
専用機が不要で受信可能になります。
　

「i-dio」は、2016年3月から開始されたばかりで
まだ、知らない方のほうが多いと思います。
　

では、詳細をみていきましょう。

　

「i-dio」とは？

新放送サービス『i-dio』は、
地上アナログテレビ放送終了後に空いた
周波数帯(VHF-Low帯＝99MHz～108MHz)を利用して創設する
テレビでもラジオでもない全く新しい”第３の放送“です。
　

受信機をお持ちであれば、契約などは原則必要ありません。
　

「i-dio」は、映像・音響・データなど、
デジタルデータなら何でも送ることが可能です。

また放送波で送信するため、通信とは異なり、
輻輳(ふくそう)もなく、
不特定多数に情報を送ることができます。

　

「i-dio」のチャンネル

i-dioのチャンネルは、放送エリアごとに異なります。

　

「i-dio」のグランドオープン

全国(東京、大阪、福岡)での本格展開が
2016年7月1日より開始します。

　

「i-dio」専用受信機

・i-dio Phone
・i-dio Wi-Fiチューナー
　

「i-dio」は、専用受信機が不要になります

今まで、「i-dio」の受信には
上記の専用受信機が必要でした。
　

しかし、2016年7月1日の全国展開から、
順次、Android/iOS向けに受信アプリを提供し、
インターネット経由で放送を受信可能になります。
　

今後は、スマホがあれば専用受信機がなくても
「i-dio」を楽しむ事ができます。
　

「i-dio」専用アプリ

いずれのアプリもAndroid/iOSに対応しています。
・i-dio
・TS PLAY
・Amanekチャンネル
　

ライバルは「radiko.jp」あたりか？

インターネット経由で、ラジオ放送を流すという事は
「IPサイマルラジオ」とかと同じ分類になると思います。
　

そうなると、ライバルとなるのは
「radiko.jp」ではないでしょうか？

　

ネット配信になると
元の放送がラジオ、i-dioのどちらの電波を使って
放送しているのかなんて、視聴者は一切興味がない。

地上波で放送してようが、
インターネット経由でも放送されるなら
地域は関係なくなり、どの会社も全国民を相手に配信できる。
　

つまり、「i-dio」も「radiko.jp」も
全く同じ土俵に立つ事となります。
　

こうなってくると、
純粋に番組自体の面白さ・情報量などの実力で
上回るほうに人気が出るはずです。

差別化する要素がそこしかないのですから。

　

まとめ

いかがだったでしょうか？
　

「i-dio」の視聴に、専用受信機が不要となり、
スマホと専用アプリだけで、視聴可能になる話でした。
　

こういうふうに、利便性が上がっていくのは
利用者にとっては良い事です。
　

今までの「i-dio」は、
視聴するのが簡単ではありませんでした。

だいぶ気軽に使えるようになったので
上手くいけば、普及するかもしれませんね。

　

では、また。