ソフトバンク網で初の格安SIM 「Hitスマホ」

　

ソフトバンク網を使った、初の格安SIM（MVNO）となる
「Hitスマホ」が誕生しました。
　

飛騨高山ケーブルネットワーク株式会社が提供するMVNOサービスで
同社のケーブルテレビやインターネットサービスと一緒に利用すると
割引きが受けられます。
　

今まで格安SIMと言えば、ほとんどがドコモ網を使ったもので
わずかにau網を使ったMVNOがあるという状況でした。

　

では、どんなものなのかみていきましょう。

ソフトバンク初のMVNO誕生の予兆

「Hitスマホ」のようにソフトバンク網を利用した
格安SIMの登場は間近と言われていました。
　

なぜなら、ソフトバンクが回線の接続料(卸価格)の値下げを行ない、
2015年6月にMVNOを推進する子会社の「SBパートナーズ株式会社」を設立。
　

この段階で、勘の鋭い方なら
そろそろ、本格的に格安SIMに参入するところが現れると
考えていたと思います。
　

　

Hitスマホの料金プラン

基本使用料

月間データ量	一般向け 基本使用料(月額)	ケーブルテレビ加入者向け 基本使用料(月額)
3GB	1,980円	1,580円
5GB	2,380円	1,980円
10GB	3,380円	2,980円

※基本データ量上限を超過した場合、
通信速度が最大200kbpsに制限されます。
追加データ（200円／100MB）を購入することで制限解除されます。

※基本使用料のほかにユニバーサルサービス料が別途かかります。
　

通話料・通信料

国内通話料

20円／30秒
　

TVコール通信料、64Kデジタルデータ通信料

36円／30秒
　

SMS送信料

3円／通
　

電話番号案内利用料

150円／回
　

番号案内転送利用料

100円／回
　

オプションサービス

追加データ

200円／100MB
　

留守番電話プラス

300円／月
　

グループ通話

200円／月
　

割込通話

200円／月
　

ナンバーブロック

100円／月
　

事務手数料

新規契約事務手数料

3,000円
　

USIMカード再発行手数料

3,000円
　

MNP転出手数料

3,000円
　

解約手数料

2,000円
　

解約違約金手数料

10,000円

最低利用期間は12カ月となります。
12カ月未満の解約の場合に必要。
　

受付および提供開始日

2016年8月22日より、
受付および提供開始します。
　

Hitスマホに対応する機種

端末がソフトバンク網のバンドに対応してなければ
「Hitスマホ」の格安SIMは使えません。

　

他に、ソフトバンク向けの端末も利用できますが
SIMロック解除が必須になります。
　

まとめ

いかがだったでしょうか？
　

ソフトバンク網で、初となるMVNO「Hitスマホ」について
書いてみました。
　

ソフトバンク向けの格安SIMを利用する
現状唯一無二の選択肢になります。

しかし、対応端末が少なすぎますし、
料金プランも安くもありません。
　

今の時点では、普通にドコモ系の格安SIMを利用するのが
ベストだと思います。

　

ソフトバンク網を利用した、格安SIMサービスの今後の発展に
期待を込めて、見守っていくしかないでしょう。
　

では、また。