
IIJmioは、新たにau回線を利用した
「IIJmio モバイルサービス タイプA」を開始します。
今まで、法人向けのみau網を利用したMVNOサービスとして
「IIJモバイルサービス/タイプK」を提供してきた
実績がありますが、個人向けでは初参入となります。
今回のIIJmioの参入により、UQ mobileとmineoに続いて
3社目となる、「au系の格安SIM」となります。
また、これまで提供していた「IIJmio高速モバイル/Dサービス」は
「IIJmioモバイルサービス タイプD」と改称されます。
⇒「IIJmio」がプランを改定!みおふぉんのデータ容量も増加
⇒IIJmioのSIMと格安スマホのカタログが郵便局に設置
⇒IIJmioが「みおふぉんダイアル」を使った「通話定額オプション」開始
目次
au回線を利用した格安SIMが少ないのは、なぜ?
今まで、参入するMVNOが少なかったのには理由があります。
それはMNOであるau自体が、
格安SIMへの参入障壁となる施策を行なった事に起因します。
マイナーな3Gの通信規格である、
CDMA2000を採用した事も原因のひとつではあります。
他にもau端末ですら、SIMロック解除をしないと使えないように
VoLTE対応の「au系格安SIM」に細工を施したりしてきました。
あとは、auの電波に対応するスマホ端末自体が
非常に少ないのも、市場が大きくならない原因でしょう。
IIJmio モバイルサービス タイプA
auの4G LTE回線を利用したMVNOサービスで、
「au VoLTE対応SIM」が発行されます。
・ミニマムスタートプラン
・ライトスタートプラン
・ファミリーシェアプラン
以上の3つのプランがあり、
それぞれに、SIMの種類を下記より選びます。
・データ通信専用SIM(SMS対応)
・音声通話機能付きSIM(みおふぉん)
プラン名称 | ミニマムスタートプラン | ライトスタートプラン | ファミリーシェアプラン |
バンドルクーポン 高速データ通信量 |
3GB/月 | 6GB/月 | 10GB/月 |
データ通信専用 SIM (SMS対応) |
900円 | 1,520円 | 2,560円~ |
音声通話機能付き SIM(みおふぉん) |
1,600円
(月額:900円+ |
2,220円
(月額:1,520円+ |
3,260円~
(月額:2,560円+ |
追加SIM利用料 (月額) |
2枚目のSIMカード:400円/枚 | 4枚目以降の SIMカード :400円/枚 |
|
1契約あたり SIMカードの 最大枚数 |
2枚 | 10枚 | |
国内音声通話料金 | 20円/30秒 |
旧「IIJmio高速モバイル/Dサービス」では、
データ通信専用SIMにSMSを付けると
140円料金がアップしました。
⇒「IIJmio」がプランを改定!みおふぉんのデータ容量も増加
しかし、今回の「IIJmio モバイルサービス タイプA」では
データ通信専用SIM(SMS対応)に標準で、SMSが付いています。
その為、SMS対応のデータ通信専用SIMを利用する場合、
「IIJmio モバイルサービス タイプA」では140円安くなります。
AプランとDプランでデータ容量を共有可能
1つの契約で2枚以上のSIMカードを利用する場合、
AプランとDプランを混在させて、利用する事ができます。
これは、mineoのパケットシェアと同じような事が
できるという事ですね。
⇒mineo AプランとDプランの比較!パケットシェア等が非常に豊富
提供開始日
「IIJmio モバイルサービス タイプA」及び
「IIJmioモバイルサービス タイプD」は、
2016年10月1日より提供を開始。
IIJmio モバイルサービス タイプAの対応端末
対応端末は「au VoLTE」に対応している事が絶対条件で
下記のいずれかが該当します。
・SIMロックフリー端末
・SIMロック解除済みの端末(au端末も含む)
まとめ
いかがだったでしょうか?
au回線を利用した格安SIMサービス
「IIJmio モバイルサービス タイプA」について書きました。
IIJmioの参入で、ようやく3社目のau系MVNOが誕生しました。
今後、au系格安SIMがどの程度増えるかわかりませんが
おそらく、それほど増えないと考えられます。
auの締め付けが厳しく、技適など法律の問題もありますから、
参入が相当に難しいからです。
au系の端末とSIMは、縛りが複雑怪奇で
格安SIM初心者が手を出せるものではないです(笑)
⇒auのAndroid端末を格安SIMで使う方法
⇒auのiPhoneを格安SIMで使う方法
⇒「auのSIM」や「au系格安SIM」はドコモ端末や格安スマホで使えるの?
⇒SIMフリースマホはauで使えない?バンドではなく技適の問題
少し前に、ソフトバンク初となる
格安SIMサービス「Hitスマホ」が登場した事もあり
au系格安SIMに対する風当たりは、強くなっていくと思います。
⇒ソフトバンク網で初の格安SIM 「Hitスマホ」
もうちょっと、auが参入障壁を減らす努力をしないと
他のドコモやソフトバンクのMVNOに
どんどん差を付けられる気がします。
⇒「IIJmio」がプランを改定!みおふぉんのデータ容量も増加
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⇒IIJmioが「みおふぉんダイアル」を使った「通話定額オプション」開始
では、また。
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