LINE MOBILEが誕生！LINEの格安SIMは、LINEが使い放題

　

大人気のコミュニケーションアプリの
LINEが格安SIMに参入するようです。

2016年の夏頃に開始する予定で
回線はドコモ網を使用する形で提供されます。
　

単なるアプリ提供会社がMVNOに参入する意図は
何なのでしょうか？

そこに差別化のポイントがあるようです。
　

では、詳しくみていきましょう。

　

LINE MOBILEでは、LINEが使い放題

LINE MOBILEでは、複数のプランが提供される予定で、
特徴的なのは、LINEの通信量がカウントされず
使い放題になるという事です。
　

「ユーザーのニーズ」や
「ユーザーの利用の仕方、利用シーン」に
最適なプランを提供すべきと考えたようです。
　

UNLIMITED LINE

これが、おそらく基本プランとなるんだと思います。

月額500円からのプランですね。
　

LINEが通信量がカウントされず使い放題ですが、
生中継サービスの「LINE LIVE」は対象外です。
　

UNLIMITED COMMUNICATION

LINEに加え、FacebookとTwitterの主な機能での
通信量もカウント対象外になるプランです。

今後は、Instagramについても検討中だそうです。
　

UNLIMITED LINEとは別のオプションのような形になるのかな？
　

UNLIMITED MUSIC

LINEに加え、LINE MUSICも
通信量もカウント対象外になるプランです。
　

今後は、さまざまな音楽サービスとの連携も
想定しているようで、対応サービスの拡大が期待できる。
　

LINE MOBILEで年齢認証とID検索が可能になる

今までのMVNOでは利用できなかった年齢認証とID検索ですが
LINE MOBILEではユーザーが18歳以上の場合
年齢認証に対応して、ID検索を可能にする方針です。
　

これで、格安SIMでの年齢認証とID検索問題が
完全解決するのかどうか？

　

LINEが格安SIMに参入する真の目的

これは、わかりやすいと思うけど
間違いなく囲い込み戦略の為です。
　

LINEという巨大な市場規模の顧客を
最大限有効に活用する為のものだと思います。
　

今の格安SIMは、値下げが限界に近づいてきています。
これ以上安くしたら、原価割れを起こすぐらいの状態。

そこに、後発組で参入して勝負しようと思ったら
プラスアルファが必要で、それが差別化に繋がります。
　

ここで、大きなパイを持つLINEが有利なのは
言うまでもないです。

自分達のLINEのサービスを使わせる為の
囲い込みをすれば良いのですから。
　

その戦略のひとつが、今回のLINE MOBILEで提供する
LINEの使い放題というプランです。

　

以上のような好循環を狙っているのでしょう。
　

まとめ

いかがだったでしょうか？

今回は、LINE MOBILEについてみていきました。
　

今後のMVNOの動向を探る上で、
非常に面白い存在になるのではないかと感じています。

　

これを機に、もしかしたら差別化の為に
YouTubeの通信量をカウントしない使い放題サービスなどが
登場する可能性もありますね。
　

LINE MOBILEの囲い込み戦略は
果たして成功するのか？

いろいろと楽しみではあります。

　

では、また。