
遂に登場です。
だいぶ前から、提供されると言われていた
NifMoによる通話定額サービス、
その名も「NifMoでんわ」です。
簡単にその正体を説明すると
月額定額で電話かけ放題のIP電話サービスです。
目次
IP電話って何?
嘘ですので信じないで下さいね。
ちゃんと答えますね。
インターネットで利用されるパケット通信プロトコルの
IP(Internet Protocol)を利用して提供される電話サービス。
音声を電話機でデジタルデータに変換し、
パケットと呼ばれる単位に分割した上で、
IPネットワーク上を通話相手まで送ることで音声通話を行う。
意味がわかりませんよね?
簡単にいうと、
インターネット回線を利用して電話をかける通話サービスです。
従来の公衆回線網を利用した電話よりも安く電話がかけられます。
NifMoでんわの詳細
まず、国内用と国内+海外用の2種類の通話定額プランがある。
・国内かけ放題プランは1,300円(税抜)/月
・国内+海外かけ放題プランは2,700円(税抜)/月
1300円で国内かけ放題なら安いと思われた方、
早とちりしないで下さい。
この料金は、通話定額サービスのみの料金です。
これと更に、
音声通話SIM契約(音声通話対応+データ通信)の料金がプラスされる。
つまり、3GBのデータ通信プランで契約したとすると
・NifMoでんわ(1,300円)
・音声通話対応(700円)
・データ通信3GBプラン(900円)
合計で、2,900円(税別)になります。
これは安いのかな?
楽天モバイルのほうが、良い気が・・・
■発信可能な番号帯
固定電話(01番号~09番号)
携帯電話(070番号、080番号、090番号)
IP電話(050番号)
■発信できない番号帯
フリーダイヤル、ナビダイヤル、伝言ダイヤル、
テレドーム番号(0120, 0170, 0180, 0190, 0570, 0800)、
緊急通報用電話番号(110、119、118)
※ NifMo でんわを利用した1回の通話は、最大90分間です。
通話開始から90分経過すると、自動的に通話が切断されます。
※NifMo でんわアプリの通話には、約1.5MB/3分のデータ通信量が消費されます。
国内+海外かけ放題プランについて
海外固定電話の対象国(五十音順)
アイルランド アメリカ合衆国 アルゼンチン アンドラ イギリス イスラエル イタリア エストニア オーストラリア オーストリア オランダ カザフスタン カナダ 韓国 キプロス グアム コスタリカ コロンビア シンガポール スイス スウェーデン スペイン スロバキア スロベニア タイ 台湾 中国 チリ |
デンマーク ドイツ ニュージーランド ノルウェー パキスタン ハンガリー プエルトリコ ブラジル フランス フランス (ギアナ) フランス (マルティニーク島) ブルガリア ペルー ベルギー ポーランド ポルトガル 香港 マレーシア 南アフリカ共和国 メキシコ モロッコ ラトビア リトアニア ルーマニア ルクセンブルク ロシア |
海外携帯電話の対象国(五十音順)
アメリカ合衆国 イギリス イタリア オーストリア カナダ 韓国 コロンビア シンガポール スウェーデン スペイン |
タイ 中国 チリ デンマーク ノルウェー パキスタン ブルガリア ポーランド マレーシア リトアニア ルーマニア |
NifMoでんわの弱点は?
「NifMoでんわ」の仕組みを理解した上で弱点をみて下さい。
「NifMoでんわ」は、IP電話ですが050番号は発行せず、
SIMの電話番号(090番号等)を利用します。
発信時、海外ネットワークへ接続する際には
IP電話の仕組みを用いていますが、
海外から相手先には通常の回線交換方式で着信する。
一方、着信時には自分のSIMの電話番号宛てにかかってくるので、
「NifMoでんわ」の仕組みは使わずに、通常の音声回線で繋がる。
110番通報(警察)や119(消防)に発信できない。
NifMoでんわアプリ(無料通話)では発信できないという意味ですが
普通に電話すれば有料で繋がります。
⇒トーンモバイル TONE(m15) TSUTAYAのスマホ
発信者番号通知に対応してない
番号が「通知不可能」や「非通知」
あるいは「+81」が発信者番号の先頭に付いたりして
相手が電話に出てくれない可能性があります。
一応、050番号ではなく
090/080/070番号がそのまま使えるようですが
まともに発信者番号通知されないのは問題です。
NifMoでんわはビジネスで使えるか?
ハッキリ言いますよ。
ビジネスには使えません。
何で使えないのか、その理由を説明します。
海外ネットワークを利用したIP電話だからです。
細かく言うと、発信者番号通知がきちんと出来ないからです。
ビジネスで使うなら、きちんとした番号でないと信用されません。
日本だと、信用がガタ落ちになる可能性がある。
あるいは「+81」が発信者番号の頭についたりするわけです。
これでは到底、仕事には使えません。
まとめ
注目を集めた「NifMoでんわ」でしたが
蓋を開けてみれば単なるIP電話というオチでした。
じゃあ契約しないほうが良いのか?
と言われると、実はそんな事はないんです。
ビジネスには使えませんが、
普通にプライベートで使う分には十分に実用的と思います。
特に国内+海外かけ放題プランの2,700円は
非常に面白い試みだと感じます。
今まで海外通話まで定額というのは、
3大キャリアでも実現してない事ですので、
相当チャレンジしてると思う。
おそらく、いろんなシガラミがあるなかで
何とか通話定額を実現しようとして
苦肉の策で、IP電話という結論に至ったのでしょう。
ここに関しては、良く頑張ったと褒めるべきでしょう。
3大キャリアは、とうの昔からチャレンジらしい事は何もしてない。
そんな状況で、知恵を絞って実現したのですから。
ただ国内通話定額に限れば、
間違いなくもしもシークスか楽天モバイルを推奨します。
あちらは、IP電話ではなくプレフィックス番号を付与しているだけで
公衆回線網を利用しているので、普通の電話とほぼ同じ扱いです。
普通に発信者番号(090や080)が表示されますので
信用が落ちる事もありません。
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ビジネスでほとんど使わない方なら、
Nifmoでんわで特に問題ないので
一度、検討してみてはいかがでしょうか?
では、また。
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