
2016年の9月に入って、しばらくしてから
「楽天モバイル」より、下記のようなメールが届きました。
【2016年11月30日】をもちましてご利用頂けなくなります。
【2016年11月15日】までにAPN名【rmobile.co】に
ご変更をお願い致します。
つまり、現在のAPNが打ち切りになるから
新しいAPNに変更しといてね♪
という連絡内容だと思いました。
しかし、このAPN変更には
とんでもない罠がありました!!
なんと、APN変更は単なる建前で
その中身は、楽天モバイルの冗談としか思えないような
プラン改悪のオンパレードだったのです。
●楽天モバイルのまとめ
目次
楽天モバイルのサービス変更点に仰天
楽天モバイルのメールを最後まで読むと、下の方に
「APN設定変更後のサービス変更点」が書かれていました。
その内容が下記になります。
APN設定変更後は、以下の点について
サービス仕様が一部変更となります。
(1)3.1GBパック/5Gパック/10GBパックは、
各3.1GB/5GB/10GBプランに名称が変わります。
(2)3.1GB/5GB/10GBプランからベーシックプランへの変更時でも、
プラン変更前の高速通信残量は消失せず、
プラン変更後に繰り越し分として引き継がれます。
(3)「容量追加パック」でご購入の高速通信容量にも、
高速通信のON/OFFが適用になります。
(4)通信速度制限時でも、通信開始時の75KB分は高速通信となります。
(5)APN設定のご変更前は「メンバーズステーション」へのアクセス時でも
高速通信容量を消費しておりましたが、変更後は消費対象外となります。
(6)APN設定のご変更前は「容量追加パック」のご購入により、
3日間制限中でも高速通信が可能でしたが、
変更後は高速通信は不可となります。
(7)低速モード(200kbps)時の通信も、3日間制限の通信量の対象になります。
サービス変更によるプラン改悪のポイント
バースト転送機能は、現状維持
(4)通信速度制限時でも、通信開始時の75KB分は高速通信となります。
というのは、「バースト転送機能」の事を言っています。
元々、非公式でバースト転送機能はあったので変更点ですらなく
これに関しては、問題ありません。
低速通信無制限で、バースト転送機能も一緒に付いてきます。
3日間制限中は、容量追加パックでも高速通信不可
(6)APN設定のご変更前は「容量追加パック」のご購入により、
3日間制限中でも高速通信が可能でしたが、
変更後は高速通信は不可となります。
というのは、「容量追加パック」を使っても
3日間制限中は、高速通信が不可能になる事を意味する。
つまり、3日間制限を一時的に回避する事すら
できなくなりました。
低速通信で高速通信容量が消費される
(7)低速モード(200kbps)時の通信も、3日間制限の通信量の対象になります。
というのは、
「低速通信(200kbps)時であっても高速通信容量は消費される」という事です。
さらに速度を落とされるという意味ではないので注意。
高速通信をOFFにしても、通信をすれば全て
高速通信容量から消費されていきます。
つまり、低速通信をして高速通信容量を節約する事が
一切できなくなりました。
この時点で、あり得ないぐらいの改悪ですが
実は、これだけではないんです。
「容量追加パック」で購入した高速通信容量も
高速通信をOFFにした場合、
容量追加パックの高速通信容量が消費されます。
有料の「容量追加パック」ですら、
低速通信で高速通信容量が減っていくなんて
いくらなんでもやりすぎでしょう。
このあまりにも酷い改悪内容に
誰しもが、こう思ったのではないでしょうか?
「これは何かの冗談だろっ!」
ここまでの改悪は、あり得ない!!!
楽天モバイルとOCN モバイル ONEの比較
明らかに改悪された楽天モバイルとOCN モバイル ONEで
どのくらい違うのか検証します。
項目毎に、優れている方を赤文字にしましたので
比較してみて下さい。
サービス名 | 楽天モバイル | OCN モバイル ONE |
基本料金 | 1,600円 | 1,800円 |
月間データ容量 | 3.1GB | 3GB |
低速信通容量 | 無制限 | 無制限 |
バースト転送機能 | あり | あり |
低速通信による 高速通信容量の消費 |
あり | なし |
高速通信容量 3日制限 |
あり | なし |
3日制限の回避策 | なし | あり |
通話かけ放題 オプション |
あり | あり |
通話SIM 最低利用期間 |
1年 違約金 9,800円 |
半年 違約金 8,000円 |
データ容量追加 | 100MB/300円 | 500MB/540円 |
データ容量繰越 | あり | あり |
OCN モバイル ONEにコテンパンにやられています。
楽天モバイルが、勝てるところが月額料金と容量だけになりました。
少し前までは、OCN モバイル ONEは
高速データ通信の3日間制限がないところしか
楽天モバイルに勝てなかったのに・・・完全に立場逆転!
●やはり、そうなったか!楽天モバイルが格安SIMの王者に!
改悪した楽天モバイルの中で唯一使えるプラン
改悪した楽天モバイルの中で唯一使えるプランを紹介します。
それは、ベーシックプラン(1,250円)です。
高速通信は、制限が酷すぎる状況なので
高速通信のない低速通信のみのプランをチョイスしました。
低速通信無制限で、バースト転送機能もありますから
このプランだけが現状維持で改悪してません。
そして、このプランに通話定額を付けても
2,100円で運用できるので、悪くないと思います。
まとめ
楽天モバイルの「APN設定変更後のサービス変更」で
まさか、ここまでのプラン改悪になるとは思いませんでした。
高速通信と低速通信をON・OFFできる意味が全くないという
ありえない状態です。
データ通信を徹底的に絞る事にしたようで
その背景としては、格安SIMのシェア1位になった事により
人が増えすぎて通信回線に余裕がないのかもしれません。
私は、何不自由なく楽天モバイルを使ってきたので
近々、OCN モバイル ONEに対抗して
3日間制限の撤廃をするのではないかと予想してました。
しかし、予想は大ハズレです(笑)
3日間制限の撤廃どころか、さらなる制限強化という
予想の遥か斜め上を行く展開でしたね。
おそらく今後、楽天モバイルは
格安SIMの首位争いから脱落します。
今の改悪プランでは、楽天モバイルを愛用してきた
スマホライフでも看過できません。
他社に対する強みが、通話定額のみになり
高速データ通信は鬼のように制限をかける状態ですからね。
現状は、OCN モバイル ONEに軍配が上がりますので
そちらを検討したほうが良いと思います。
●OCN モバイル ONEの評判と速度!MNP即日開通も可能
う~ん、楽天モバイルには失望したかも・・・
●楽天モバイルのまとめ
では、また。
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