
富士通が、SIMフリースマートフォン
「arrows M03」を発表した。
前作「arrows M02」は、auとドコモの両方で使える
マルチキャリア対応端末として評価され
概ね評判は良かったです。
しかし、一部では有機ELディスプレイの画面割れが口コミで報告され
ネット上で物議を醸し出したようです。
それを真摯に受け止めたのかどうかわかりませんが
新作の「arrows M03」では、IPS液晶を採用しています。
その他、いくつも改良されているみたいなので
詳細をみていきましょう。
目次
arrows M03の特長
Super ATOK ULTIAS搭載
日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」により
予測・変換精度の高さは抜群。
カメラに搭載された、3つの技術
・F値2.0の高性能レンズ
・SONY製積層裏面照射型CMOSセンサー
・富士通の画像処理エンジン「GRANVU」
あらゆるシーンで、綺麗に写真を残す事ができます。
おまけに、焦点距離22mm、画角約90度の超広角レンズ採用です。
ワンセグ用ロッドアンテナが内蔵
外付けアンテナ不要で、手軽にワンセグを楽しめます。
おサイフケータイに対応
スマホひとつで、電子マネーやクーポンとして使えます。
手袋タッチ機能
手袋をしているか、自動で判別しますので
手袋を着用したままでも操作が可能です。
MIL規格14項目準拠
米国国防総省が定めたMIL規格の14項目に準拠。
豪雨や雪山などの様々な環境で、安心して使えます。
マルチキャリア対応
auとドコモの両方に周波数対応しています。
いろんな格安SIMが使えます。
arrows M03の弱点
CPUが古すぎる
前機種から進歩なく、Snapdragon 410を搭載しています。
普段の操作でも、もたつく可能性があります。
MVNO限定カラーあり
「arrows M03」では、合計5色のカラーが用意されています。
基本カラーとして下記3色があります。
・Black
・White
・Pink
残り2色ですが、下記MVNO限定カラーとなっています。
・Champagne Gold(楽天モバイル限定)
・Green(mineo限定)
「arrows M03」の発売日と価格
2016年7月下旬以降、順次発売となっています。
端末価格:35,424円(税込)
arrows M03のスペック
今回は、前作「arrows M02」と比較してみます。
どの程度、パワーアップしているのか確認しましょう。
「arrows M03」の優れるポイントを赤文字で表記しました。
項目 | arrows M03 | arrows M02 |
---|---|---|
寸法 [mm] (H×W×D) |
約144×72×7.8 | 約141×68.9×8.9 |
重量 | 約141g | 約149g |
カラー | Black White Pink Champagne Gold Green |
Black White Pink |
搭載OS | Android 6.0 Marshmallow | Android 5.1 Lolipop |
CPU | Snapdragon 410 MSM8916 1.2GHz(クアッドコア) |
Snapdragon 410 MSM8916 1.2GHz(クアッドコア) |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
バッテリー | 2580mAh | 2330mAh |
ディスプレイ | 5.0インチ IPS液晶 (1280×720) |
5.0インチ 有機EL (1280×720) |
カメラ | 背面1310万画素 前面500万画素 |
背面810万画素 前面240万画素 |
通信方式 | LTE B1(2100)/B3(1700) /B8(900)/B19(800) /B26(800) W-CDMA B1(2100)/B5(850)/B6(800) /B8(900)/B19(800) GSM 850/900/1800/1900 |
LTE B1(2100)/B3(1700) /B8(900)/B19(800) /B26(800) W-CDMA B1(2100)/B6(800) /B8(900)/B19(800) GSM 850/900/1800/1900 |
VoLTE通話 | 対応 | 対応 |
無線LAN | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5GHz) |
Wi-Fi 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.1 |
SIMスロット | nanoSIMx1 | nanoSIMx1 |
SDカード | microSDXC(最大200GB) | microSDHC(最大32GB) |
防水/防塵 | IPX5/8・IP6X | IPX5/8・IP6X |
ワンセグ | あり | なし |
赤外線 | なし | なし |
おサイフ ケータイ |
対応 | 対応 |
指紋認証 | 非搭載 | 非搭載 |
ジャイロ センサー |
あり | あり |
こうして見てみると、スペックアップしていると言えば
スペックアップしています。
しかし、肝心のCPUがSnapdragon 410のままです。
型落ちのSOCを前機種のまま変更なしで、
載せてくるのは、富士通の嫌がらせですかね(笑)
CPUって、一番重要な部分ですよね?
富士通の開発者は、どういう理由で
古い型落ちCPUの新機種を作ろうとしたのか?
前機種が、同じCPUを使っていたから
そのまま流用すれば、端末のテストやチューニングを
最小限のコストと手間で行えるからでしょうか?
arrows M03は、単なる手抜き製品にしか思えません。
これが、国内メーカーのクオリティなんですか?
唯一の長所は、ジャイロセンサーを搭載しているので
ポケモン GOをAR制限なしでプレイできるところぐらい。
⇒「Pokemon GO」の対応端末 動作確認済みスマホ機種名
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arrows M03と相性の良い格安SIM
「arrows M03」は、ドコモとauの両方のバンドに対応する
マルチキャリア対応端末です。
この機種を持つのなら、格安SIMで運用しないと勿体ない。
格安SIMを挿せば、
キャリア料金の3分の1ぐらいの料金になりますからね。
格安SIMの中から、「arrows M03」におすすめなのは、
mineoのDプランになります。
docomoとauの両方に対応しているMVNOは
今のところ、mineoだけです。
仮に、Dプランでdocomoのデータ通信がイマイチだったら
auの電波を使うAプランに変更も可能です。
「arrows M03」とmineoの組み合わせは、
本当に相性が良いと思います。
また、データ通信においても
mineoは、低速通信は制限が何もありません。
高速通信では3日間容量制限がないので
使いやすいMVNOです。
⇒mineo AプランとDプランの比較!パケットシェア等が非常に豊富
まとめ
いかがだったでしょうか?
まさか、「arrows M03」に時代遅れの
Snapdragon 410を搭載してくるとは思わなかった。
新機種というより、マイナーチェンジモデルでしかないです。
非常に残念ですね。
「HUAWEI P9 lite」とスペック比較してみて下さい。
これで、「arrows M03」を買うのは情弱の人だけですよ。
●arrows M03の「評価・評判・口コミ」をまとめました
もはや国内メーカーの信頼は、どん底まで落ちたと思います。
「こんな、ショボい端末しか出せないのか?」
海外メーカーがなぜ好調なのかを
一度、国内メーカーは考えるべきです。
好調なAppleですら、iPhoneでは使い勝手だけでなく
CPU性能などのスペックも重視している。
それだけ、ニーズがあるんですから
国内メーカーも、性能で手を抜いてはいけませんよ。
そうしないと国内メーカーから
さらに、ユーザーが離れていきますよ。
では、また。
1位 | mineo |
---|---|
⇒mineoの詳細記事はこちら 【MVNO業界最安値!】mineo arrows M03本体価格:31,800円 arrows M03のmineo限定色 家族割引やパケットシェアがある ・Aプラン(デュアルタイプ) ・Dプラン(デュアルタイプ) |
|
2位 | IIJmio |
⇒IIJmioの詳細記事はこちら 【100万回線突破】 arrows M03本体価格:32,800円 通話かけ放題を契約できる ・音声通話機能付きSIM(みおふぉん) 「通話定額オプション」 |
|
3位 | DMM mobile |
⇒DMM mobileの詳細記事はこちら 【コスパ抜群】 arrows M03本体価格:33,800円 月額料金が格安で契約できる ・シングルコース 通話SIM |
|
4位 | NifMo |
⇒NifMoの詳細記事はこちら NifMoなら大手だから安心! 2016年8月1日~2016年8月31日まで arrows M03本体価格:35,556円 IP電話で通話かけ放題を契約できる ・音声通話対応SIM 「NifMo でんわ」 |
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