「Galaxy Note 7」のリコール交換端末がまた発火！他機種は大丈夫？

　

「Galaxy Note 7」のリコールにより
回収されて安全なものとなったはずの交換端末が
また発火したそうです。
　

9月中旬、米国だけで90件以上のバッテリの爆発や発火が
相次いで起こった事により、米国内で
100万台のGalaxy Note7に対するリコールが発表されたばかり。
　

交換後の「Galaxy Note 7」の発火は、
絶対に避けなければいけなかった。

日本では、発売されていませんが
これは、かなりマズイですね。

　

日本でも、「Galaxy Note 7」には警戒態勢中でした

これより以前には、日本でも
平成28年9月9日に国土交通省より航空会社に対し、
異例の要請がありました。
　

サムスン電子社製ギャラクシーノート７の航空機への持ち込みについて

　スマートフォン、パソコン等リチウム電池を内蔵した携帯型電子機器については、
「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」において、
旅客等が機内持ち込み手荷物又は受託手荷物として輸送できることを定めています。

　今般、韓国のサムスン電子社が製造販売する新型スマートフォン
「ギャラクシーノート７」について、我が国における発売時期は未定とされていますが、
米国等すでに販売されている国々において、
充電中等において内蔵のリチウムイオン電池が爆発する等の事故が多数発生しております。 　

　よって、サムスン電子社における安全対策が講じられるまでの当面の間、
「ギャラクシーノート７」の航空機への持ち込みに関して、
以下の事項を旅客に対し周知するよう、本邦航空会社あて要請しましたのでお知らせします。

　 [1] 機内では電源を切ること
　 [2] 機内では充電を行わないこと
　 [3] 受託手荷物として預け入れないこと

　

機種名を名指しで、書かれる事自体がすでに異常ですよね。

でも、この判断は正しかったのかもしれません。
　

　

バッテリーの爆発や発火の恐ろしさ

バッテリーの爆発や発火の恐ろしいところは、
使用者本人のみならず、周りの人間に対しても
巻き込んで、二次被害を与えてしまう可能性がある事です。
　

これを絶対に避けるために、サムスンはリコールして
きちんと安全の確認をしたはずです。
　

それでも、爆発や発火したというなら
サムスンの検査基準がズサンなのではないかと
思われてもおかしくないですよね？
　

Galaxy Note 7の発火・発煙・爆発の原因は？

一応、サムスンはバッテリーパックそのものの問題であると
発表していました。

つまり、バッテリーパックそのものに問題があるのであれば
バッテリーパックを別の新しいものに交換すれば済みます。
　

しかし、今回のは回収品で問題のないバッテリーパックが入っているのに
発火を起こしたわけです。

これは、いよいよ本体に問題がある可能性も浮上する。
　

つまり、本体の充放電制御などに問題があるのかもしれません。
　

Samsung製の他の機種では安全なのか？

先ほど、説明しました通り
もし、本体の充放電制御などに問題があるなら
共通部品や共通プログラムを使っているサムスン製の他機種でも
同じような事が起きるかもしれません。
　

現に、「Galaxy S7 edge」に関しても
発火・爆発が発生しています。

　

まとめ

これだけ、立て続けに問題を起こすと
Samsungという企業の信用に関わります。
　

「Galaxy Note 7」という端末自体は、
完成度も高く、素晴らしいものを作っています。

それが、こんな形で有名になってしまうとは残念。
　

この問題は一体、どういう形で終焉を迎えるのか？

しばらく、様子をみたいと思います。

　

では、また。